シーホースとナッツ

初めての子育てに奮闘中。新米パパ目線で、思ったことなどを書いていきます。

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一年前の記憶

一年前のあの時は、会社にいて仕事をしていました。
まず最初に心配したのは家族のことでした。
すでに電話もメールもつながらない状態でしたが、
折を見て繰り返し連絡をとろうとしました。
数時間後、全員の無事を確認し合えてからは、
電車が動き出すのを待ちながらも通常通りの仕事を
続けたのを覚えています。
幸い夜には運転が再開し、自宅に帰れたのは
深夜2時を回った頃だったと思います。

それからの日々は、電車が途中の駅までしか
運行しなくなってしまっていたために
毎日二駅分を歩いて通勤したり、
照明を消した暗い部屋の中でガスでご飯を炊いたりと
いわゆる「非日常」の状態での生活が続きました。
テレビも報道番組かACばかりだったため、
見るのをやめてラジオを聞くようになりました。
その間も余震は幾度となく起こり、
さらに原発からの放射性物質の飛散。
そのだいぶ前から、赤ちゃんができることを
望んでいた時期でしたので、それこそヨメはずっと
不安な気持ちで生活をしていたことと思います。

しばらく経った頃、そんな沈みがちな気持ちを
少しでも晴らそうと、旅行の話が持ち上がりました。
行き先はヨメの地元である広島・尾道。
ちょうどその時期は「てっぱん」というドラマが
放送中で、僕らは二人して夢中になっていたので、
その舞台である尾道にも「いつか行こうね!」
という話はしていたのでした。
そんな気持ちの盛り上がりも一旦はすっかり
冷めてしまっていましたが、あえてその計画を
今実行に移すことで気分を変えようと思い立ち、
ヨメもそれに賛同してくれたのでした。

旅行に行ったのがゴールデンウイーク。
その前後は計画を立てる時間も含めて本当に楽しく、
いつしか地震の後の沈んだ気持ちも、
なかなか赤ちゃんが来てくれないことへの
あきらめのような気持ちも忘れて、
二人で心から旅行を楽しんだのでした。

赤ちゃんができたことがわかったのは、
それからすぐのことです。
その知らせは、それまで曇りがちだった僕らの
気持ちをいよいよ晴らしてくれるものでありました。
赤ちゃんは、来るべき時を知っているといいますが、
まさにそうやって一番良い時を選んで、
僕らの元にやってきてくれたんだと思います。
そしてその知らせはもう一つ、僕にとっては
守るべき家族が一人増えること、
さらにはこれからの人生に一つの大きな目的が
できたことを意味していました。

価値観さえ覆されるくらいの悲しい出来事があって、
ともすればいろんなことを悩んでしまいそうな時期に
ある意味悩むヒマさえなくなるような
明確な目的を与えられたことは、僕にとって
余計にありがたいことであったかもしれません。
自分一人にできることなど、本当にわずかです。
でも家族の命をしっかりと守っていくということは
間違いなく自分の役割であり、またそれをすることが
人生の喜びになり得ることだと思います。

改めて、今日そのことをかみしめて、
これからの未来も楽しく頑張っていこうかな、
と思っています。

| 日記 | 18:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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